是枝裕和監督初の韓国映画『ブローカー(仮)』製作決定 出演はソン・ガンホ×カン・ドンウォン×ぺ・ドゥナ
このワクワクを皆さんに共有していただけるような、スリリングで、ヒリヒリする、それでいて切ない映画にしたいと思っています。」とコメントした。
『ブローカー(仮)』の製作は『#生きている(原題)』、『最も普通の恋愛』、『国家が破産する日』、『MASTER/マスター』、『プリースト〜悪魔を葬る者』などを制作した韓国の映画社ジップが手がけ、投資配給はCJ ENMが進行する。
現在はシナリオを準備している段階で、2021年にクランクインする予定だという。
是枝監督のコメント全文は、以下の通り。
「この『ブローカー(仮)』は、コロナ自粛中に『愛の不時着』や『梨泰院クラス』にハマったからやることになったわけではもちろん無く(ハマったのは事実ですが)、企画のスタートは、今から5年ほど前に遡るかと思います。
始まりは、やはり、役者さんでした。ソン・ガンホさんとは最初は釜山映画祭で、カン・ドンウォンさんは仕事で東京に来た時にお会いして以来、おふたりと、東京や、ソウルや、釜山や、カンヌで交流を続けてきました。最初はご挨拶程度でしたが、お話を重ねていくうちに、一緒に映画を、という流れに自然と変化していきました。