美術、建築、デザイン、多様な文化を紹介 静岡市美術館『奇蹟の芸術都市バルセロナ展』開催
パリを行き来した彼らの活動、その後生まれた「ムダルニズマ」と呼ばれる芸術様式を紹介する。さらに第4章で、当時開店したカフェ兼レストラン「四匹の猫」に注目。ここで初個展をしたピカソや、同時代の芸術家の作品が展示される。
第5章、第6章では、ミロやダリといった、20世紀にバルセロナで活躍した芸術家や、前衛的な芸術活動を展覧する。こうした近代カタルーニャ美術を紹介する展覧会は、日本では約30年ぶりとなる。この展覧会を通じて、バルセロナの文化だけでなく、街の魅力も感じ取ることができるだろう。
フランセスク・マスリエラ《1882年の冬》1882年カタルーニャ美術館 (c)Museu Nacional d’Art de Catalunya, Barcelona (2019)
アントニ・ガウディ(デザイン) カザス・イ・バルデス工房《カザ・バッリョーの組椅子》1904-06年頃カタルーニャ美術館(サグラダ・ファミリア建築委員会から寄託) (c)Fundació Junta Constructora del Temple Expiatori de la Sagrada Família
サンティアゴ・ルシニョル《青い中庭》1892年頃ムンサラット美術館 (c)