くらし情報『渋谷区立松濤美術館を設計した白井晟一の世界を「本歌」とした展示も『杉本博司 本歌取り 東下り』展9月16日より開催』

2023年9月1日 11:30

渋谷区立松濤美術館を設計した白井晟一の世界を「本歌」とした展示も『杉本博司 本歌取り 東下り』展9月16日より開催

や、同展の舞台・渋谷区立松濤美術館を設計した白井晟一(1905-1983)の世界を「本歌」とした展示も実現。
さらに、主人に猛毒だと言われた「附子」(実際は砂糖)を食べ尽くしてしまった太郎冠者と次郎冠者が言い訳のために、主人の掛け軸や茶碗を壊し、「死んで詫びようと附子を食べたが死ねない」と泣く狂言演目『附子(ぶす)』の本歌として、それまで公開される機会の少なかった、8mを超える絵巻の全9場面で構成される《法師物語絵巻》全場面を一挙公開。また、杉本が『附子』の本歌と捉えた《法師物語絵巻》中の「死に薬」の場面は、11月9日(木)、渋谷区文化総合センター大和田4Fのさくらホールにて、杉本博司独自の解釈による『死に薬~「附子」より』として上演される。(出演:野村万作、野村裕基ほか)。
この他、杉本博司のスペシャルトークや記念講演会、館内建築ツアーなど、様々なイベントが開催されるので、詳細は美術館ホームページで確認を。

<開催情報>
『杉本博司本歌取り 東下り』

会期:2023年9月16日(土)~2023年11月12日(日)※会期中展示替えあり
会場:渋谷区立松濤美術館
時間:10:00~18:00、金曜は20:00まで(入館は閉館30分前まで)

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