くらし情報『表情に着目した人物画を紹介『瞳の奥にあるもの -表情でみる人物画展-』5月25日より開催』

2023年5月15日 11:30

表情に着目した人物画を紹介『瞳の奥にあるもの -表情でみる人物画展-』5月25日より開催

例えば、廣戸絵美が静謐な筆致で自身の子供をとらえた作品からは、愛らしさとともに未来への思いも感じられるだろうか。石黒賢一郎の作品は、自らが創作した近未来の物語の主人公を描いたもので、フィクションの世界とリアルな表現が融合している。羅展鵬は、宗教、戦争、文化の混乱といった社会状況の考察や抽象的な概念を肖像画にこめているという。作家によって写実絵画に対する様々なアプローチがあるのがわかるのも興味深い。

緑豊かな公園「昭和の森」に面して建つホキ美術館は、壁面が計500メートルにわたる展示スペースをもつ。コレクターの故・保木将夫が収集した現代作家約60名による写実絵画約500点を収蔵しており、特別展以外にも、回廊型のギャラリーで名品約120点を常時鑑賞できる。この機会に、写実絵画の魅力を存分に味わいたい。

<開催情報>
『瞳の奥にあるもの -表情でみる人物画展-』

会期:2023年5月25日(木)~11月5日(日))
会場:ホキ美術館)
時間:10:00〜17:30、6月30日(金)は16:30まで(入場は閉館30分前まで))
休館日:火曜(8月15日は開館)、8月23日(水))
料金:一般1,830円、大高・65歳以上1,320円、中学910円、小学生以下760円)
公式サイト:
hhttps://www.hoki-museum.jp/

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