日向坂46ドキュメンタリー映画 『3年目のデビュー』特集 3
それでも地道に、真摯に活動をする中で得てきた人気を自信に変え、彼女たちは諦めなかった。自分たちが歩んできた道を正解にするために、それでもついてきてくれたファンの人たちを裏切らないために。
そんな努力が認められ、彼女たちが歩む新たな一歩が改名、そして日向坂46の誕生だったのだ。それが、彼女たちにとっての“3年目のデビュー”となる。
Check!②
日向坂46における“長濱ねる”という存在
ひらがなけやきとは、欅坂46の最終オーディションに家庭の事情で参加できず、1期生になれなかった長濱ねるのために作られたグループだ。彼女がセンターとなり活動していく中で、芽生えていく絆とは反比例して明らかになっていく人気の差……。
そんなさなか、欅坂46とひらがなけやきを兼任していくことが難しくなった長濱ねるが、欅坂46に専念することを発表。しかし、ひらがなけやきのメンバーがこの映画で語るように「お客さん全員が長濱ねるさんのファンだと思っていた」と話すほど、現実を見ていたからこそ、メンバーは絶望の淵に落とされてしまう。
しかし、他のメンバーは大きな穴を埋めようと、そして新しい一歩を積み重ねていこうと努力を続け、大きく成長していった。