13年ぶりの対談で、マル秘舞台裏エピソードも! 『パラサイト 半地下の家族』浦沢直樹描き下ろしのコラボイラスト公開
監督は浦沢の漫画を読みながら、シナリオをよく書いているという。
2006年の『グエムル-漢江の怪物-』公開時に対談を果たしたふたりが、久しぶりの再会を果たし、お互いの作品の制作秘話を語り合った。気になるイラストでは、“半地下”に住む貧しいキム一家を演じたソン・ガンホ、チェ・ウシク、パク・ソダム、チャン・へジンの4人が脚本を読んでいる場面。対談で監督から飛び出した「出演者に台本を渡して、今ごろ読んでいるだろうなあと考える時が一番イヤな時間」というマル秘エピソードを聞かされた浦沢が、台本を読んでいる4人の姿を描き下ろしたもの。特に「ソン・ガンホさんが読んでいる時が……分かるわ〜〜〜」と、自分が丹精込めた脚本が審査されているかのような監督の気持ちを察した言葉が添えられ、日韓を代表するクリエイターの共感が述べられた貴重なイラストとなっている。
本イラストは、劇場で販売される映画公式パンフレットに掲載される予定だ。また、浦沢とポン・ジュノ監督による対談記事は、朝日新聞(12/18朝刊)に掲載されている。『パラサイト 半地下の家族』
2020年1月10日(金)より全国公開