くらし情報『GENERATIONSが全員で挑戦したホラー映画『ミンナのウタ』。こだわりとユーモアにあふれた撮影現場を独占レポート!』

2023年8月16日 17:00

GENERATIONSが全員で挑戦したホラー映画『ミンナのウタ』。こだわりとユーモアにあふれた撮影現場を独占レポート!

とセリフに覚えた違和感が投げかけられる。それに対して、清水監督は「凛の心の中にすでに“さな”が入り込んでいるんです」と説明し、早見も「それなら分かります」と納得した表情を見せる。
GENERATIONSが全員で挑戦したホラー映画『ミンナのウタ』。こだわりとユーモアにあふれた撮影現場を独占レポート!


そこから凛が目の前のカセットテープを躊躇することなく手に取り、男性ふたりが“そんな気持ちの悪いもの、よく触れるね”という表情で彼女を見る芝居も足されたが、たとえフィクションでも人の心の動きに嘘があると観客の気持ちは離れてしまうもの。演者の言葉に耳を傾け、その疑問をおざなりにしないからこそ、清水崇監督の作品には現実と地続きの恐怖を感じるのかもしれない。

戦慄のクライマックスシーンでは
白濱亜嵐の奮闘で撮影一発OK!

白濱と権田、凛の3人がすべての元凶の“呪われた家”を訪ねるクライマックスを撮ったのは3月に入ってからだ。東京郊外の某スタジオに作られたそのセットは、“さな”が両親と暮らす30年前の撮影で使われた生活感のあるものを数日かけて瓦礫や落ち葉でリノベして朽ち果てた感じにしたもの。ドアを開け、中を覗いた瞬間に不穏な空気に襲われる玄関の真ん前には、清水崇映画の象徴とも言えるおどろおどろしい“階段”が2階へと真っ直ぐ続き、その先に“さな”の部屋があることを想像させる。

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