くらし情報『ジャ・ジャンクー監督最新作『新世紀ロマンティクス』2025年5月日本公開決定』

ジャ・ジャンクー監督最新作『新世紀ロマンティクス』2025年5月日本公開決定

ジョン・カサヴェテスとジーナ・ローランズ、吉田喜重と岡田茉莉子、イングマール・ベルイマンとリブ・ウルマン、ロベルト・ロッセリーニとイングリッド・バーグマンのように、妻である女優を主演に映画を撮り続けるジャ・ジャンクー。その期待に応えるかのようなチャオ・タオの熱演が光る。

「過去の作品のすべては『新世紀ロマンティクス』のために、素材を集めていたのではないか、そう思わせるほど、ジャ・ジャンクーの斬新な試みは成功している」とVariety誌が評するように、本作では過去作『青の稲妻』『長江哀歌』『帰れない二人』などの本編映像と共に未使用映像やドキュメンタリー映像も駆使して中国激動の22年間を描く。実際の24歳・29歳・45歳のチャオ・タオの姿とともに、その時々の人々の顔と、急激に変化していく街の景色が実際に変化していく、ドキュメンタリーとフィクションが融合した作品となっている。

併せて、それぞれ時代の違う場面写真も公開。大同でバスの中で視線をはずしているチャオとビン、奉節でビンを探して雨宿りをしているチャオ、大同に戻りスーパーマーケットで接客をするロボットとやり取りするチャオの姿が収められている。

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