2023年8月22日 12:35
『Live EPIC 25』一夜限定上映レポート 音楽プロデューサー佐橋佳幸がEPICレーベルを語る
北村が『Live EPIC 25』の説明をしながら、佐橋が記憶を辿る。バンド用の譜面を書くのが大変で"ペンだこ"が出来たこと、バンドメンバーはEPICらしさを考えて自らセレクトしたことを話した。ここでトピックスが飛び出す。当初ドラムは青山純だったが、本番直前で体調不良になり、急遽江口信夫が呼ばれ、わずか一日のリハでステージに立ったというのだ。「やっぱりプロは凄い」と感じたそうだ。
映像をあらためて見て最も感動したのは大江千里で、その後ジャズピアニストの道を歩んだこともその理由と語った。鈴木雅之・佐野元春のアレンジに関するこだわりを話した後、この日来場していた"EPICのファウンダー"丸山茂雄氏を紹介、丸山氏もそれに応えて手を振るシーンも。
佐橋は最後にこの日着ていたジャケットが20年前のライヴ時のものであることを明かし、トークを締めた。
トーク終了後、客席をバックに記念撮影。完璧なオープニングアクトで観客の想いを上映へと導いた。
いよいよライヴ上映。高揚感と緊張感で場内のムードが一変する。大スクリーンと5.1chのサウンドはド迫力。瞬く間に20年前のライヴ会場にタイムスリップした感覚になる。