より神話性のある作品に! ロームシアター京都 レパートリー作品 木ノ下歌舞伎『糸井版 摂州合邦辻』再演
作品自体が攻めてる。すごいな、古典! と思いました」と素直な感想をもらした。「この作品はきっと自分の血肉になると思う。稽古を通して自分の軸を探していけたら」と強い意気込みをみせる。
「コロナの期間を経て、我々の死生観が変化したと思います」と木ノ下。「人の生き死にを扱った今作を現代人の胸を打つ作品にできれば、いま上演すべき『合邦辻』になるのでは」と結んだ。
木ノ下歌舞伎の『糸井版 摂州合邦辻』は10月に東京・あうるすぽっと、11月に京都・ロームシアター京都にて上演される。
取材・文:釣木文恵