2022年11月16日 17:00
テイラー・スウィフトが真夜中に歌詞を書き上げた『ザリガニの鳴くところ』オリジナルソングのリリックビデオ公開
映画の舞台となった時代の楽器も使用されている。
公開されたリリックビデオは、そんなテイラーの書き下ろした歌詞と重厚に響く彼女の声が本編とあわせて楽しめる映像となっている。ひとつの殺人事件をきっかけに、たった1人で自然の中で生き延びた少女の過酷な半生が明かされていく本作。歌詞には「あなたは私を見なかった誰も私を見ようとしなかった」と、主人公・カイアが社会から見捨てられ、たった1人で生きていかざるをえなかった様子が描かれており、「いかないで」というように孤独であるゆえの寂しさも表わされている。
一方で、カイアが暮らす湿地帯で起きた謎の殺人事件の容疑者としての一面も持つカイア。映像の最後には「私は拳を必ず使う」「いやな場所へは絶対に近寄らない」という不穏なワードも。美しくも残酷な自然の中で暮らすカイアの想いを詰め込み、物語の重要なキーワードも感じさせる内容となっている。
テイラー・スウィフト「キャロライナ」リリックビデオ
<作品情報>
『ザリガニの鳴くところ』(原題:Where the Crawdads Sing)
11月18日(金) 全国の映画館で公開
監督:オリヴィア・ニューマン
脚本:ルーシー・アリバー
原作:ディーリア・オーエンズ/友廣純 訳『ザリガニの鳴くところ』(早川書房)