くらし情報『松本幸四郎「いわゆるザ・歌舞伎」と自信のアピール、“伝説”『裏表太閤記』43年ぶりの再演』

松本幸四郎「いわゆるザ・歌舞伎」と自信のアピール、“伝説”『裏表太閤記』43年ぶりの再演

猿翁のおじさまが初演された時のスケールと熱量を受け継いで、今の時代に、さらにすごい作品をつくり上げる」と闘志を燃やした。

幸四郎は、豊臣秀吉と鈴木喜多頭重成と孫悟空の三役を勤めることになっており、早替わり、本水の立ち回りといった古典ならではのケレン味あふれる演出にも挑む。孫悟空を演じる際には、宙乗りも行う予定だが、自身は高所恐怖症だといい「普段なら、歩道橋もダメ(笑)。でも、お仕事なのでいくらでも飛びます」と場を和ませた。忠誠心と裏切り、親子の絆といった重厚な語り口が見せ場だが、「孫悟空のシーンが彩りになれば。派手に、にぎやかに」と語った。

松本幸四郎「いわゆるザ・歌舞伎」と自信のアピール、“伝説”『裏表太閤記』43年ぶりの再演


一方、染五郎は、鈴木孫市と宇喜多秀家の二役を勤めることになっており、鈴木喜多頭重成と鈴木孫市が親子という設定になっている点も見どころだ。「立ち回り、宙乗りなど、視覚的にも楽しんでいただけるはず。
ストーリーも分かりやすいと思いますので、ぜひ、若い方に見ていただきたい」とアピールし、「(昼夜通しの)初演よりコンパクトになると思いますが、熱さはそのままに上演されると思うので、ついていけるよう勤めたい。熱さで暑さを吹き飛ばす1カ月にしたい」と意気込んだ。

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