くらし情報『劇団ヒトハダ旗揚げに想う、『僕は歌う、青空とコーラと君のために』鄭義信×大鶴佐助インタビュー』

2022年4月15日 17:00

劇団ヒトハダ旗揚げに想う、『僕は歌う、青空とコーラと君のために』鄭義信×大鶴佐助インタビュー

シリアス一辺倒かと思えば、笑えるシーンもあって。緊張と緩和が効果的に活用されていて、ご覧になっている方は感情を揺さぶられるんじゃないかと思います。

劇団ヒトハダ旗揚げに想う、『僕は歌う、青空とコーラと君のために』鄭義信×大鶴佐助インタビュー


鄭前々から進駐軍のキャンプまわりにいたコーラスグループの存在に興味があったので、彼らを題材にした物語をつくりたいと構想していました。そこに普段からよくテーマにしている在日外国人やマイノリティを登場させることで、僕らしさを発揮できるのではないか、と思って。それと劇団の“旗揚げ公演”だから、キャストの歌声やピアノの生演奏で華々しく盛り上げたいという気持ちもあって、メンバーには台本よりも先に「あなたの役が歌うソロパートの楽曲はこれです」ってタイトルを渡しました。一人一曲、見せ場にソロ歌唱があるんです。

大鶴鄭さん、執筆前に「みんな歌えるよね?」って確認してましたよね。僕、本格的なミュージカルではないけれど「音楽劇なら」とお答えしたら、おそらく登場するナンバーの中でダントツに難しい「Boogie Woogie Bugle Boy」(The Andrews Sisters:1941年)を充てがわれて(笑)。
歌詞は英語で言葉数も多いわ、テンポも速いわで……大変です。

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