と、運命に立ち向かう人間たち。熊川が大曲に授ける、新たな物語の結末とは……。
Bunkamuraの開業30周年を記念した公演とあって、熊川とタッグを組むのも話題の面々ばかり。衣裳・美術デザインを手がけるのは、ダンサーからデザイナーに転身し、マクヴィカー演出のオペラ『アイーダ』やウィールドン振付のバレエ『DGV』などで頭角を現してきたジャン=マルク・ピュイッソン。指揮はイタリアの新星アンドレア・バッティストーニが務め、Bunkamura開業以来のフランチャイズカンパニーである東京フィルハーモニー交響楽団が、昨年新たにフランチャイズカンパニーとなったK-BALLET COMPANYと初の本格共演を果たす。ダンサー、歌手、合唱、オーケストラの合計人数は250名を超えるとのことで、記念イヤーに相応しい、大規模で贅沢な公演になりそうだ。
文:町田麻子
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