『なら国際映画祭2024』対話をイメージしたポスタービジュアル公開
形状やパターン、対になるオブジェクトの距離を変えることにより、様々な対話のかたちを表します」とコメントしている。
併せて、本映画祭のエグゼクティブディレクター河瀨からのコメントも到着した。
<コメント 全文>
■木村浩康(アートディレクター)
対話とは異なる意見を持つもの同士がお互いの理解を深めるために行うコミュニケーションです。テーマ「Dialogue with_」から、その様子をビジュアル・アイデンティティとして表現しました。
ふたつの対になるオブジェクトは異なる"パターン=立場・意見"を持ち、ふたつが重なり合うことで新たな"パターン=発見"が生まれます。しかし、これはとある対話の一部を可視化したもので、無数にある可能性のひとつに過ぎません。意見の違いなどから、答えがでない対話もあります。
形状やパターン、対になるオブジェクトの距離を変えることにより、様々な対話のかたちを表すデザインシステムです。
■河瀨直美(なら国際映画祭エグゼクティブディレクター)
かねてからの夢は多くの世界遺産を有する故郷奈良に世界中の人々が集い、交流する国際映画祭の実現でした。『なら国際映画祭』で世界中の多くの人々が、奈良で出会い、奈良のすばらしさを知ってほしいと願ったからです。