第37回東京国際映画祭が開幕、フェスティバル・ナビゲーター菊地凛子らがレッドカーペットに登場
、松重豊が監督&主演を務める『劇映画孤独のグルメ』、『リアル・ペイン心の旅』(ジェシー・アイゼンバーグ監督&出演)、『ホワイトバードはじまりのワンダー』(マーク・フォースター監督)など、国内外から全13本がラインナップされている。
また、今年のコンペティション部門は2024年1月以降に完成した長編映画を対象に、110の国と地域から2023本の応募があった(昨年は1942本)。審査委員長を務める俳優のトニー・レオンをはじめ、橋本愛(俳優)、エニェディ・イルディコー(映画監督・脚本家)、キアラ・マストロヤンニ(俳優)、ジョニー・トー(映画監督、プロデューサー)が審査員として、コンペティション部門の全15作品を審査する。
日本からは大九明子監督の『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』、吉田大八監督の『敵』、片山慎三監督の『雨の中の慾情』(台湾との合作)の3本がコンペティション部門に選出されている。なお、クロージング作品は『マルチェロ・ミオ』(クリストフ・オノレ監督)。今年のカンヌ国際映画祭のコンペ部門に選出された作品で、本映画祭コンペティション部門の審査委員の1人でもあるフランスの俳優キアラ・マストロヤンニが、実の父であるマルチェロ・マストロヤンニのようになってしまうという設定で、同じく実の母であるカトリーヌ・ドヌーブと共演したことでも話題となった心温まるフレンチコメディだ。