『グラン・パレ・イマーシブ 永遠のミュシャ』渋谷・ヒカリエホールで ミュシャの作品世界を堪能できる没入体験型展覧会
1894年 カラーリトグラフ ミュシャ財団蔵 ©2024Mucha Trust
ミュシャが参加した1900年のパリ万博に関しては、万博用に装飾されたセーヌ河畔の当時の風景や、ボスニア・ヘルツェゴビナ館の内装を、写真や資料をもとに再現。後者は現在残っていないだけに、非常に貴重な映像となる。また、ミュシャといえば、大女優サラ・ベルナールが演じた戯曲『ジスモンダ』のポスターを描いたことで一躍時代の寵児になったが、彼の名だたるポスターの世界が、実在の俳優が再現した3Dアニメーションで展開される第4章も見ごたえあり。また本展のテーマごとに、パリの調香師が特別に作り出した香りも楽しめる。
ミュシャの世界に時空を越えて没入できる、新たな展覧会をお楽しみあれ。
パリ展会場風景©2024 Mucha Trust-Grand Palais Immersifアルフォンス・ミュシャ《モナコ・モンテカルロ》(部分) 1897年 カラーリトグラフ ミュシャ財団蔵 ©2024Mucha Trust
<開催概要>
『グラン・パレ・イマーシブ 永遠のミュシャ』
会期:12月3日(火)~2025年1月19日(日)
会場:ヒカリエホール(渋谷ヒカリエ9F)