くらし情報『台湾の国宝《甘露水》日本初上陸 『黄土水とその時代』9月6日より東京藝術大学大学美術館で』

台湾の国宝《甘露水》日本初上陸 『黄土水とその時代』9月6日より東京藝術大学大学美術館で

日本の近代美術においても大きな激動期だった時代に活躍した高村光雲、高村光太郎、平櫛田中、荻原守衛、朝倉文夫、建畠大夢といった彫刻家、あるいは藤島武二、和田英作、小絲源太郎、津田青楓、また彫刻家でもあった石井鶴三ら洋画家の作品約48点が、藝大コレクションから紹介される予定だ。台湾からやってきた青年が東京で何を学んだかを知ることで、黄土水への理解がより深まるに違いない。
台湾の国宝《甘露水》日本初上陸 『黄土水とその時代』9月6日より東京藝術大学大学美術館で

高村光雲《聖徳太子》1911年東京藝術大学
なお、東京藝術大学は、東京美術学校時代からの卒業生の自画像などの作品が残されていることでも知られる。今回も、近年評価を高めている陳澄波や顔水龍、李梅樹といった台湾出身の近代洋画家たちの作品約10点が展示される予定だ。台湾と日本の彫刻家と画家たちのバラエティに富む作品群を通して、大正から昭和初期にかけてのアジアの近代美術の激動の時代にふれるとともに、台湾随一の彫刻家・黄土水が母校に帰ってくるその歴史的瞬間を目撃したい。<開催概要>
『黄土水とその時代 — 台湾初の洋風彫刻家と20世紀初頭の東京美術学校』

会期:2024年9月6日(金)〜10月20日(日)
会場:東京藝術大学大学美術館本館展示室3、4
時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)

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