くらし情報『内田雄馬が語る芝居への“こだわり”「役へ自分の願いを必ず一つ込める」』

2022年5月30日 12:00

内田雄馬が語る芝居への“こだわり”「役へ自分の願いを必ず一つ込める」

自分の考えたお芝居に対して相手から想定していなかった反応が返ってきたり、相手の考えたお芝居に対して自分のお芝居が変わったりする。考えてお芝居することでコミュニケーションの化学反応みたいなものが起こるから、とても楽しいんです」

芝居の楽しさを語ってくれた内田。最後に「“声優”という仕事の楽しさとは?」と問いかけてみた。

「ある先輩からの受け売りなのですが、『“人間らしさ”=“考えること”。人間に与えられた最大の力は“思考”であり、人間にしか味わえない楽しさなんだ』と言われたことがありました。声優は自分の年齢や容姿に左右されず、心の在りようを変えることでお芝居を成立させます。自分とは全く違う人間になることができれば、ロボットに乗ることだってできる。さらには人ではない存在にもなれてしまう。
いろいろなものの気持ちに寄り添い、いろいろなものとの関係を味わえます。そして、それらを声だけで演じます。声だけで伝えられる要素を自分の中でできる限り想像して形をつくり、それによって声に乗るお芝居が変わってくる。考えたことが何も無駄にならない。声優はまさに人間にしか味わえない楽しさを感じられる仕事だなと。僕はこの仕事がすごく楽しいんです」

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