くらし情報『『オラファー・エリアソン展』9日より開幕 日本で10年ぶりとなる大規模個展』

『オラファー・エリアソン展』9日より開幕 日本で10年ぶりとなる大規模個展

エリアソンは、「〈ときに川は橋となる〉 というのは、まだ明確になっていないことや目に見えないものが、たしかに見えるようになるという物事の見方の根本的なシフトを意味している」と語る。そして、地球環境の危機が叫ばれる今、私たちは生きるためのシステムをデザインし直し、未来を再設計する必要があると言う。

「私たちはこれまでずっと、過去に基づいて現在を構築してきました。私たちは今、未来が求めるものにしたがって現在を形づくらなければなりません。伝統的な進歩史観を考え直すためのきっかけになること、それがこうした視点のシフトの可能性なのです」
これまでも、多様な作品で観る者の視覚や認識を揺り動かしてきたエリアソン。同展でどんな体験をさせてくれるのか、自身で確かめてほしい。また、東京都現代美術館では2つの企画展も同時に開催。12人/組の若手アーティストが私たちと「もの」の関係を表現する『カディスト・アート・ファウンデーションとの共同企画展もつれるものたち』と、書家の石川九楊らの作品から現代のドローイングを再考する『ドローイングの可能性』も、合わせて注目したい。


【開催情報】
『オラファー・エリアソンときに川は橋となる』
6月9日(火)

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