自分の写真が勝手に出会い系サイトに! イケメン弁護士が答えます
という法律、いわゆるプロバイダ責任制限法によって、権利を侵害する情報を発信した者の情報を開示請求することもできます。また、プロバイダ事業者等に対して、侵害している記事等の削除を要請することもできます。
しかし、そのプロバイダ事業者で削除されても、また他のプロバイダ事業で画像が使われる可能性もあり、いたちごっこになってしまいます。現在の法律では、全てのネット犯罪に対応しきれていないという現状もあります。また、一度、インターネットの世界に出回った写真を回収するのは、ほぼ不可能です。
そのため、自分の身は自分で守るということが大切になってきます。現在、インターネットの世界では、多数のSNSが存在しており、お互いの写真を掲載したり、交換したりすることができます。ですが、安易に掲載したりすると、どこのだれが保存しているかわかりません。
さらに、GPS機能付きのカメラで撮影した場合、どこで撮影したのか、自宅で撮影した写真の場合には、自宅の住所もわかってしまい、ストーカー被害に遭ってしまうケースもあります。また、未成年者が安易に自分の裸をインターネットに公開し、犯罪に巻き込まれてしまうというケースも後を絶ちません。