引越しの際に必要な届出…怠ったらどんな不利益がある?
2月も気が付けば半分が過ぎ、3月を迎えようとしています。
3月になると、学生は新生活に望むため、一方社会人は異動のために、引越しが増える時期となり、引越し業者も最繁忙期を迎えます。
引越しの時期になると色々やるべきことが増えて、意外と(?)忘れがちになることとして、転出届や転入届といった届出を提出することではないでしょうか。
面倒くさがって届出ないという方も、もしかしたらいるのかもしれませんが、今回はこういった届出を怠った場合についてや、届出にはどういった法的な定めがあるのかなどについて解説していきたいと思います。
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■「転居届」「転出届」「転入届」とは?
住民基本台帳法という法律によれば、引越しの際に必要な届出として「転居届」「転出届」「転入届」の3つが定められています。
このうち、「転居届」とは前と同じ市区町村の中で引越しをして住所が変わった場合に、行わなければならない届出を指します。
これに対し、「転出届」「転入届」とは、それまで居住していたところとは異なる市区町村に引越しをする場合に必要な届出です。