くらし情報『第58回 東京都公園協会賞 受賞作が決定』

2023年7月18日 15:00

第58回 東京都公園協会賞 受賞作が決定

30 年という長期にわたり八王子市内の3 公園において野鳥の生息状況を継続的に記録。鳥類の生息場所としての公園の重要性や樹林地環境との関係を明らかにしたことは高く評価できる。市民が参加しやすいマニュアルやルートの統一などの工夫も随所に見られ活用できるデータとなっている。

優秀賞3点
【論文部門】

(1)島津 匠吾 (千葉大学 園芸学部 緑地環境学科)
「都立公園における直翅目に配慮した草地の現状と適切な管理に関する研究~都立光が丘公園を例に~」
直翅目(ちょくしもく)の昆虫に配慮した草地の管理方法を研究。現地でバッタ類の生息調査を実施し、生息地としての公園の効果を明らかにするだけでなく、バッタ類の生息に資する草地管理の方法を整理したことは高く評価できる。

【ボランティア・社会貢献部門】

(1)小金井公園桜守の会(会長:小林 満)
「小金井公園でサクラを育てる!!~育成から植樹まで~」
開園後70 年近くが経過し、サクラの高齢木が増加する中で、枯死したサクラの植替のため、接ぎ木の苗を育成し、公園に移植する活動を続けている。本格的に移植を初めて10 年以上350 本の移植を行っており、約60 種あるサクラのうち、38 種類以上の保存が進んでいることは高く評価される。

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