1971年以来のロングラン プーク人形劇場50周年記念年間『12の月のたき火』上演間近 カンフェティでチケット発売
物語そのものの魅力もさることながら、本来命のない人形から、悲しみ、怒り、喜びが生まれ、小さな方にも人間の尊厳の大切さが明確に伝わる力があるのかもしれません。
あらすじ
いじわるな母と姉と暮らす美しい娘、マルーシャ。ある大晦日の日に、王様からわがままなおふれが出されました。「お正月のお祝いに王様はいちごが食べたいとおっしゃった。篭いっぱいのいちごを持ってきたものには、それと同じだけの金貨を褒美にする」・・・と。強欲な母と姉はマルーシャにいちごを取ってくるように命じます。雪にうずもれた森の中にいちごなんてあるはずがないけれど、マルーシャは泣く泣く出かけていきました。マルーシャが寒さに凍えていると、遠くから楽し気な歌が聞こえてきました。
近づいてみると、そこではなんと12の月の精たちが集まり、たき火を囲んで新しい年を迎えるお祝いをしていたのです。
自然の厳しさとやさしさにむきあい生きるマルーシャを通して、人間の尊厳の大切さを伝えます。
人形劇団プーク
1929年創立。
2019年劇団創立90周年。2020年映像部門「スタジオ・ノーヴァ」創立50周年。
2021年日本初人形劇専門のプーク人形劇場誕生50周年。