写真家 保坂萌の主宰劇団 ムシラセ最新作『瞬きと閃光』上演決定 カンフェティでチケット独占販売開始
つまんないことを気にしている場合じゃないのに
さっきから、もじゃもじゃ頭の大人の女の人が、私に話しかけてくる。
その人は、ちょっと昔の大きなカメラを持っていて、座ってるけど、床から二センチくらい浮いている。
しっかりみえているはずなのに、わたしのカメラでは、うつらない。
ちょっとまってよ、あんただれ?
なんでそこにいるかわかってないおばけと、写真部の女子高生と、職員室の先生たちの、
みえるとみえないと、写真と、夢のお話。
ムシラセとは
2008年結成。
作・演出・舞台写真家の保坂萌が主宰するプロデュースユニット。
団体名は「虫の知らせ」から。
写真のような一枚絵の美しさを追求するビジュアライズと、今を生きる人々の切なさとおかしさを切り抜く作風が特徴。
観終わった後、日々が楽しくなる気持ちが少しでも続くような作品作りを目指しています。2019年佐藤辰海演劇祭「つやつやのやつ」優勝。
【脚本・演出:保坂萌(ほさかめぐみ)】
演出家・劇作家・舞台写真家。成安造形大学ファッションデザインコースにて舞台衣装を学び、2008 年演劇プロデュースユニットムシラセを立ち上げ。並行してスポーツカメラ マンを経て舞台写真家として活動。