本邦初演250年前のオペラが問う!酒とは?音楽とは?人間とは? ミヒャエル・ハイドン・プロジェクト「#03 酒に溺れた男の音楽劇 『ヴェルグルのバス弾き』」開催間近 カンフェティでチケット発売
~2021年11月20日 (土)
会場:北千住BUoY(東京都足立区千住仲町49-11)
ミヒャエル・ハイドンは宗教音楽や器楽作品だけでなく、オペラや世俗カンタータなどの分野でも多くの作品を残しました。今回取り上げる《ヴェルグルのバス弾き》は、おそらく本邦初演となるジングシュピール(歌芝居)です。
この音楽劇の上演は、本シリーズの他公演とは趣が大きく異なります。会場は、元銭湯の廃墟を改装した北千住のアートスペース「BUoY」。音楽家のみならず、演劇、ダンス、美術、表象文化論の専門家らが集い、ひとつのコンサートを作り上げます。
豪華な出演者も大きな魅力のひとつです。歌手は、バッハ・コレギウム・ジャパンで活躍する澤江衣里(ソプラノ)と渡辺祐介(バス)。オーケストラは、ヴァイオリンの原田陽やチェロの上村文乃など、国内外で活躍する若手らが担います。
自身もかなりの大酒飲みだったミヒャエル・ハイドンによる、飲んだくれが主人公のジングシュピール。疫病禍において「外で飲んだくれること」が忌避すべきこととされるいま、250年前の音楽劇は、どのように日本初演を迎えるのでしょうか。
生のコンサートと、インターネットでの後日配信で、ぜひお楽しみください。