戦場ジャーナリスト佐藤和孝の最新刊『タリバンの眼』 40年以上のアフガニスタン取材経験をもとに緊急発刊
本書の内容(目次より)
序章 コロナとアフガニスタン
イスラム教は清潔教/ハイヒールを禁止する理由
第1章 タリバンとは何か?
じつは「世直し」運動だったタリバン/「ああ疲れた」/資源も産業もない
第2章 ソ連侵攻から40年――アメリカは何を間違えたのか
一つの文明としてのイスラム/そもそも国民意識がない
第3章 中東は100年前の日本と同じ
江戸時代の刑罰とどこが違う?/「男女七歳にして席を同じゅうせず」/ムラ社会と女性差別/洗脳と神風特攻隊
第4章 ジャーナリストは抑止力である
なぜ戦場に向かうのか/「まあ、今日生まれたと思え」ほか
著者について
佐藤和孝(さとうかずたか)
1956年生まれ。ジャーナリスト、ジャパンプレス主宰。24歳よりアフガニスタン紛争の取材を開始、その後、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争、アメリカ同時多発テロ、イラク戦争などを取材する。2003年、ボーン・上田記念国際記者賞特別賞を受賞。著書に『アフガニスタンの悲劇』(角川書店)、『戦場でメシを食う』(新潮新書)、『戦場を歩いてきた』(ポプラ新書)などがある。
著者・佐藤和孝氏
書誌情報
書名:タリバンの眼
著者:佐藤和孝
定価:968円(本体880円)