この秋、長野県で“松本産”の演劇的お祭り「FESTA松本2022」開催決定!
この言葉に誘われて、週末、「特急あずさ」に乗った。
劇場では、トップレベルのコンテンポラリーダンスを子どもたちと一緒に観るという新鮮な体験をし、想像力を刺激する「TCアルプ」の演劇やcobaのコンサートを味わう。街中でも、商店街やカフェ、河原や橋の上で様々なパフォーマンスに出会った。合間に食事やお茶、街歩きも楽しみ、締めくくりは「あがたの森」で風や緑や夜の暗さを感じながら、串田の一人芝居『月夜のファウスト』を。気がつけば、マスクの下で縮こまっていた心と体が伸び伸びし、松本という街への親しみが増している。そんな2日間だった」
(以上、FESTA松本HPより)
そして、串田和美氏(まつもと市民芸術館 総監督)からもコメントが寄せられた。
「昨年(2021年)に立ち上げた《FESTA松本》は、FESTA=お祭りというものは、我々が災難に見舞われ、あらゆる営みが困難な時にこそ平和を願い、生きる勇気を求めて行われるものであるという思いから計画し、大勢の方々の協力によって成功裡に行われました。そして、演劇というものをもっと広い意味で捉え、劇場の中だけで行われるものだけではなく、街中のあらゆる空間、人々のさまざまな時空の中で不意に現れる、喜ばしい事件でありたいという願いを込めました。