万作の会『第107回 野村狂言座』チケット発売 93歳の現役狂言師・野村万作の記録映画製作クラウドファンディング実施中
貧しい男2人が連歌の会の当番になってしまい、必要な道具を知人の家から盗もうとする『連歌盗人(れんがぬすびと)』は、風雅の中に哀歓を描く佳曲。万作・萬斎・石田幸雄、三者三様の熟達の芸をお楽しみください。
「猿に始まり、狐に終わる」という言葉でも知られる狂言『靱猿(うつぼざる)』。今回は大名の裕基、日替りで猿曳を務める中村・内藤、そしてそれぞれの子猿たち、いずれも初役での挑戦です。緊迫から愁嘆、そして和楽へと劇的に展開する名作をじっくりとお楽しみください。
野村万作の芸を後世に伝える記録映画製作のためのクラウドファンディング実施中!
「万作の会」では、狂言師・野村万作の芸を世界と後世に伝える記録映画製作のためのクラウドファンディングを実施中です【~8月19日(月)23:00まで受付中】。
万作が近年、ライフワークの 1 つとして取り組んでいるのが、盲目の男をシテ(主役)とし、和泉流のみに伝承されている狂言「川上」です。日本国内はもとより海外でも上演され、狂言の中でもひときわ切実に人間の真実を描き、万作の芸境の深淵を示すものとして、各地で高く評価されております。
このたび、本年 6 月 22 日の野村万作・満 93 歳の誕生日に開催された、文化勲章受章を記念する狂言会での「川上」