くらし情報『飛鳥資料館令和6年度秋期特別展「水と暮らしの風景史―古地図と景観がひらく飛鳥」』

飛鳥資料館令和6年度秋期特別展「水と暮らしの風景史―古地図と景観がひらく飛鳥」

飛鳥資料館令和6年度秋期特別展「水と暮らしの風景史」の記者発表を実施しました。

目次

・飛鳥資料館令和6年度秋期特別展「水と暮らしの風景史」の記者発表を実施しました。
・開催趣旨
・会期
・会場
・開館時間
・入館料
・公式ホームページ
・主催
・後援
・関連イベント
飛鳥資料館令和6年度秋期特別展「水と暮らしの風景史―古地図と景観がひらく飛鳥」


開催趣旨

たたなづく青垣の山々から飛鳥の盆地へと注ぐ渓流の水は、古代の庭園の噴水や漏刻台の水時計の施設にも使われてきました。奈良時代以降、飛鳥がしだいに農村へと姿を変えるなか、水は地域の人びとの暮らしや営みを支える財産として大切にされてきたのです。人びとは古代の水路を引き継ぎ、野や山に田や畑を開き、そしてときには水不足に苦しみながらも、「日本の原風景」とも讃えられる田園の風景を育んできました。古代人の知恵に由来する水路やため池、江戸時代から守られてきた用水の配分の工夫、水辺に臨んで繰り広げられる伝統行事など・・・。飛鳥の風景には、移り変わる古都の自然や社会と向き合い、水とともに歩んできた人びとの足跡が刻まれているのです。
今回の特別展では、江戸時代から明治時代の古地図・古文書のほか、現地でおこなった文化的景観の調査成果などを中心として、水を活かして営まれてきた飛鳥の暮らしと風景の来歴・魅力を読み解きます。本展が、飛鳥の歴史的風土の“これまで”と“これから”を考える機会となれば幸いです。


会期

令和6年10月4日(金)

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