2024年8月6日、被爆79年のヒロシマを総力取材で放送します
ゲスト:カクワカ広島〜核政策を知りたい広島若者有権者の会〜田中美穂さん
共同代表田中美穂さん
就職を機に広島に移り住み、ICANのキャンペーンニュースの翻訳を通じて核兵器の問題に関心を持つ。会社員として働きながら、被爆者・サーロー節子さんから受け取った『祈るだけではなく、具体的なアクションを』という言葉を実践すべく活動を続けている。今年4月に設立された「核兵器をなくす日本キャンペーン」の広島コーディネーターを務める。
「92歳 私の仕事~被爆者 サーロー節子~」
■テレメンタリー2024| 8月6日㈫ 午前9時55分~
「胸がつぶれるような思いです、大変な失敗だったと思います」去年、広島で行われたG7サミットを被爆者のサーロー節子さんはそう振り返った。核兵器禁止条約の成立に尽力し、2017年にはノーベル平和賞を受賞したICANとともに授与式に招かれるなど「セツコサーロー」の名は世界でも知られる。被爆者の平均年齢が85歳を超えるなか、サーローさんも今年で92歳に。移動には車いすが欠かせなくなった今も、世界中で核兵器の廃絶を訴え続ける背景には79年前のあの日に誓った「覚悟」があった。