北海道戯曲賞3年連続入賞 劇団「ウンゲツィーファ」10周年記念公演『8hのメビウス』上演決定
それを祝して5年ぶりに長編新作を発表します。
ただ作り続けたことで、野生動物のように無駄の無いしなやかな筋力が発達しました。それに寄りかかって至って自然に「これから」の作品を作ります。敢えて集大成とは言いません。我々の果てしない旅の現在地を見に来てください!
過去公演より
ウンゲツィーファ
劇作家「本橋龍」を中心とした人間関係からなる実体のない集まり。
創作の特徴はリアリティのある日常描写と意識下にある幻象を、演劇であることを俯瞰した表現でシームレスに行き来することで独自の生々しさと煌めきを孕んだ「青年(ヤング)童話」として仕立てること。
上演作品『動く物』が平成29年度北海道戯曲賞にて大賞を受賞。以降、2年連続で上演作品(転職生、さなぎ)が優秀賞を受賞。北海道戯曲賞3年連続の入賞を果たす。
あらすじ
永遠と無限の掃き溜め。
平日昼間の公園で。
夜遅くのファミレスで。
日曜日の会社倉庫で。
コミネは勤めていた「合同会社メビウス」を辞めた。アルバイトのシバタとの諍いが原因だ。
シバタは50歳にして自営業をリタイアし、残りの人生は悠々自適に生きることにしていた。メビウスのバイトは暇つぶし程度にやっていたので、シバタもメビウスを辞めた。