特別バージョンでお届けするジャイアントロボのアニメ音楽、ついに詳細プログラム発表❗️「Osaka Shion Wind Orchestra 第7回京都定期演奏会」
今年の京都定期演奏会は、天野正道を特集します。
映画「バトル・ロワイヤル」などの深作欣二作品の映画音楽からアニメの劇伴音楽、さらに布施明、矢沢永吉、YOSHIKIなどのアーティストへの作品提供など、吹奏楽を手掛ける作曲家の中でもその幅広い活躍は他の追随を許しません。
前半のプログラムは吹奏楽オリジナル作品4曲で構成し、さまざまな音楽ジャンルを経験・会得してきた天野ならではの世界観がカラフルに現れます。「ラ・フォルム・ドゥ・シャク・アムール・ションジュ・コム・ル・カレイドスコープ」「シネマ・シメリック」はコンクールでも人気の作品。「エクスピエイション」は1999年に起こったコソボ内戦に際し、さまざまな思いを持ち作曲されたメッセージ性の強い作品です。「アダージョ・スウォヴィアンスキェ」は発表当時、天野作品には珍しい緩徐曲として話題になった曲です。
後半は天野の代表作である「GR」です。原作は横山光輝のSFロボット漫画「ジャイアントロボ」で、1990年代にアニメ化されました。
その際の音楽を担当したのが天野で、そのアニメの音楽を5時間・全編フルオーケストラで作曲し、当時の常識を遥かにしのぐスケールの大きさの作品となっています。