現代の日本画家 中西瑛理香、新シリーズに挑戦!2024年10月1日よりAnicoremix Gallery onlineにて個展「REC Point」開催。
過去と現在が交差する作品を通じて、日本の美意識や過去の風景が現代の私たちにどのような感情を呼び起こすのか、日本画による新たな視点や発見が生まれたら嬉しい限りです。
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ARTIST STATEMENT
私は、自身の制作において「間」や「感じ取る」という日本古来の美意識を重視し、鑑賞者にさまざまな解釈や感情を喚起させる表現を追求しています。この表現は鎌倉時代後期の絵巻作品「春日権現験記絵巻」に見られるように、形のない神々への信仰が反映された日本独自の表現に由来します。「間」は、意図的に空白や余白を設けることで鑑賞者に多様な解釈や感情を喚起させる美意識です。神々が顔を隠して描かれる手法は、日本における「間」の概念を表しており、私の作品にも通じる重要な要素となっています。
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中西瑛理香|Erika Nakanishi
CV|Profile
1988 神奈川県出身
2014 武蔵野美術大学造形学部日本画学科 卒業
2016 武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻日本画コース 修了
個展
2013 「中西 瑛理香展」