劇団態変が現代の「愛」と向き合う三部作、完結編は宇宙へ! 『心と地 ~さ迷える愛・急~』11/12より開幕!カンフェティにてチケット発売中
顔のない存在が絶妙に絡み
合い、態変独自な宇宙が立ち現れる。
出口の見えないコロナの時代、どこか現実とつながっているSF の世界へと足を踏み入れその問いを
探り、身体で掘り下げる試みです。シリアスでどこか愛おしく、そして土着的ながら浮遊する” 態変
身体” でこそ描ける、これまでにないSF 作品としてお届けします。
撮影:戸田ひかる
さ迷える愛シリーズ三部作(序・破・急)について
1970年代。障碍者が社会に向かって「愛と正義を否定する」と叫ばざるを得ない事件がありました。
「愛」の名の下に障碍を持つ娘を親が殺した事に対し、社会は減刑を求めたのです。そして2016年7月26日におこされた19名の殺人事件もまた、障碍者は「不幸」だから死なせてあげようという決めつけではなかったでしょうか。今も、愛は、さ迷い続けたまま。
敢えてこれまで「愛」をテーマにすることを避けてきた劇団態変が今こそ、愛の探訪を為さねばと「さ迷える愛」シリーズに取り組みました。経済で図る愛の実態の『翠晶の城 -さまよえる愛・序』
食を通し根源的な命に迫った『箱庭弁当 -さまよえる愛・破』
そして今作、破壊の手を宇宙にまで伸ばしていく人類の性(さが)