演劇×映像の実験企画 幻ノ國 第10回番外公演 『背神』 アートギャラリーでの発表を経て 下北沢OFF・OFFシアターにて上演決定 カンフェティでチケット発売
その姿を大きく変え、2022年夏・下北沢OFF・OFFシアターに登場します。
幻ノ國 唯一無二、令和的一人芝居!
<イチネン、イナイニ、シヌ>
初めてのオンライン占いで、南アジア一の霊媒師に告げられた【安藤有】。
ひょんなことから、その霊媒師【ウーラナイ・ン・コットノハ】に彼女の生き霊が憑依してしまう。
そうして、国境も性別も時間も超えて、モニターを挟んで霊媒師を介した、「私」と「ワタシ」の決して誰にも話すことのできない日々が始まる。
やがて、モニターに混線する過去。霊媒師に逆流する神々。
「ドアスコープの向こう側の、星の影の帳を塗って、ガラス一枚まあるく隔てた三次元の向こう側で、永遠にならないインターホンの鐘の音を待ち侘びる、たった一人の姿は………これは、モニターの中?それとも現実?」
物語は「画面の下の月」へと導かれ、明かされることのなかった布団の中の秘密へとたどり着く。幻ノ國とは
幻ノ國の特徴は、Z世代が、最早古典になった「新劇」や「アングラ演劇」などを現代のエンタメに取り入れ、さらにその先をみようとする「演劇のリサイクル運動」にあります。
また社会問題への強い関心を、作品の背景で仄めかし、最終的に物語の行く末が現実へと繋がろうと模索する特徴も作風の一つです。