2024年2月2日 11:00
【node hotel】初の試みとなる若手アーティストを中心としたグループ展 「節、交点、結節点。」を2月1日より開催
ひとつ所に留まることなく、常に姿を変容させる雲の流れや岩にくだける水流のように、うつろい終わりのない自然の景色を眺めるような作品を作りたいと考えています。線や色などの単純な要素を用いて紡いでゆくことで、変わりゆく様子をなんとか平面に留めようとしています。使う素材は絵の具だけでなく、陶器や蜜蝋などを用いて、素材や形態による効果も研究しています。
竹林玲香 Untitled / 2022
清水 舜平 / Shunpei Shimizu
2000 年 滋賀県生まれ。
2023 年 京都芸術大学卒業。
私は絵画の映像性を表現する作品を制作した。
絵を描くことはイメージを支持体に投影する行為だと私は考える。これは映写機が画面に映像を投影する仕組みと同じではないかと考えた。
ところであなたはりんごを頭の中に浮かべることができるだろうか?実はこの行為をできる人とできない人がいる。私は後者である。ではどうやって絵を描いているのか、イメージの形とは何なのか、これらの疑問を形にするため、私は紙にドローイングすると言う手法で作品制作を行った。
清水舜平 気づかないふり / 2023