寛永12年旗揚げ 江戸糸あやつり人形劇団が挑むカフカ 結城座旗揚げ385周年記念公演第三弾『変身』上演決定 カンフェティでチケット発売
おぞましい姿に母親は悲鳴を上げ、父親はザムザを部屋へ追い立てる。
妹のグレーテは唯一グレゴールの世話を焼いてくれるが、だんだんと世話がおざなりになっていく。
ご挨拶
憚りながら……
もうかれこれ四十年前くらいから、カフカの変身を舞台にかけてみたくて仕方が無かったのですが、すでに色々な方々、あらゆる劇団が取り上げていたので、二の足を踏んでいたのですが、この年(七十八歳)になり、ますます変身がやりたくてしかたがなくなり………
しかし、台本、演出、人形美術をどうすれば良いのか……悩んでいたところ、シライケイタ氏に出会い、この人で行こう!と心に決め、そして偶然TVで谷原菜摘子さんの特集が組まれていたのを観て人形美術はこの人以外はない!と思い、失礼とはわかっていながら、すぐに連絡したところ、快く承諾してくださいました。
お二人とも私から比べたらお若く(そりゃあたりまえでしょう)まだ見ぬ世界へ私を連れて行ってくれるのは間違い無いであろうと今から心が舞い上がっています。そんな気持ちでお客様とお会いできることが楽しみです。どうぞ皆様賑々しくご来場ください。心よりお待ち申し上げます。
三代目 両川船遊
江戸糸あやつり人形結城座
日本文化が華開いた江戸時代、寛永12年(1635年)