日本アイ・ビー・エムデジタルサービスの井上社長が登場「SUPER CEO」表紙インタビュー No.56公開
同社の初代社長・井上裕美氏に、日本が本質的なDXに取り組み、加速させるために何が必要か伺いました。
「SUPER CEO」表紙インタビュー No.56 日本アイ・ビー・エムデジタルサービス井上社長
■ コロナ禍が整えた日本のデジタル化の土台
日本の社会を支える基幹システムは、事業部門ごとに構築され横断的なデータ活用が難しい状況。経済産業省は2018年に「DXレポート」の中で「2025年の崖」を示すことで警鐘を鳴らしましたが、アナログにどっぷり浸かった企業は必要性を理解しつつもなかなか抜け出せませんでした。そこに、コロナ禍が襲ったことで状況は一変します。
■ 「VUCAな時代」のシステム開発手法
目まぐるしく変化し、既存の価値観が通用しない時代を表す言葉「VUKA」。井上社長は、そんな時代に求められているDXには最初からゴールが定まっていないものもあると言います。そこで必要になるのは、顧客に求められるものを作るだけでなく、共にモノづくりをする「共創」マインドです。
「SUPER CEO」表紙インタビュー No.56 日本アイ・ビー・エムデジタルサービス井上社長
■ 成功のカギは「DX人材」