「92歳 私の仕事 ~被爆者 サーロー節子~」カナダ・トロント現地取材からその覚悟と素顔に迫る
【広島ホームテレビ】2024年8月6日㈫ 9時55分~10時25分放送
株式会社広島ホームテレビ(本社:広島市中区)は、テレメンタリー2024「92歳 私の仕事 ~被爆者 サーロー節子~」を2024年8月6日に放送します。
「胸がつぶれるような思いです、大変な失敗だったと思います」
去年、広島で行われたG7サミットを被爆者のサーロー節子さんはそう振り返った。核兵器禁止条約の成立に尽力し、2017年にはノーベル平和賞を受賞したICANとともに授与式に招かれるなど「セツコ・サーロー」の名は世界でも知られる。被爆者の平均年齢が85歳を超えるなか、サーローさんも今年で92歳に。移動には車いすが欠かせなくなった今も、世界中で核兵器の廃絶を訴え続ける背景には79年前のあの日に誓った「覚悟」があった。故郷 広島から1万㎞以上離れたカナダで暮らすサーローさんの、知られざる素顔に追る。
斉藤俊幸記者 取材後記)
サーロー節子さんとは一体どんな人で、普段どんな生活を送っているのか。自宅で触れたのは、”表舞台” で目にする力強い姿とは少し違う、いつも優しくお茶目な節子さんの姿でした。
節子さんが住むのはカナダ最大の都市トロントの郊外にあるマンション。