くらし情報『脚本家・演出家のマキノノゾミによる企画公演 Makino Play 第2弾!『モンローによろしく』全キャスト発表! 12/18よりカンフェティにてチケット発売』

脚本家・演出家のマキノノゾミによる企画公演 Makino Play 第2弾!『モンローによろしく』全キャスト発表! 12/18よりカンフェティにてチケット発売

〈STORY〉
物語は1941年、映画の都ハリウッド。新進気鋭の映画監督ビリーとその親友でもあるスター男優のキースは、これまでの常識を打ち破る野心作の製作にあたり、相応しいヒロイン役の女優が見つからず頭を悩ませている。だがそこへ飛び込んで来た女優志望の娘シェリーの中に輝く才能を発見する二人。二人三脚の映画作りが始まるが、やがて日米開戦。終戦後のレッド・パージ(赤狩り)。
世の中がエンターテインメントに望むものも次々に変貌してゆき、映画に賭ける彼らの純粋な想いは容赦なく時代の波に呑み込まれてゆく。

【マキノノゾミより】
わたしの原点
『モンローによろしく』を書いたのは28 年前で、わたしの作品中でもかなり初期のものです。初めて戯曲として賞をいただいたこともあって、個⼈的には格別な思い⼊れのある作品です。

まだまだ戯曲の書き⽅といったものを、無⼿勝流に、⼿探りで模索していた時期でもありました。今となっては「翻訳劇調の台詞でハリウッドの⾚狩りのことを書く」などという荒唐無稽なアイデアを⼀体どこから思いついたのかもよく覚えていません。ただ、この作品が、現在に⾄るわたしの戯曲スタイルの原型であり、演劇というものについての、わたし⾃⾝の考え⽅を決定したものであったことは事実です。

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