岩手県大槌町の鹿肉!東北の魅力を知って・学んで・味わうオンラインの旅 「0泊2時間 東北食べるツアー ~生産者と語ろう~」第5回を開催
この企画のお陰で、農業からの復興支援にもとても興味を持ちました」
「旅に“食”は欠かせないものの、生産者の方と触れ合う機会は、リアルの旅でもなかなかないことです(宿の女将さんに食材の質問をする程度)。オンラインならではの経験だったなぁと、新しい旅の楽しみ方を知った思いです」
■第5回の生産者について
兼澤幸男(かねさわゆきお)さん(36)。東日本大震災で母を亡くしたことをきっかけに帰郷。増えすぎた鹿によって農地が荒らされていることを知り、2014年に猟師になりました。しかし、岩手県では福島第一原発の爆発事故後、野生動物の食用は認められておらず、獲った鹿は償却処分となっていました。「奪った命をきちんと活用したい」と、2年半もの年月を費やして県内初の規制解除に漕ぎ着けました。臭みのない若い鹿だけを獲ること、捕獲から1時間以内に内臓を抜くことなど、独自の厳しいルールを設けて「日本一の鹿肉」を追求しています。
■東北食べる通信について
https://tohokutaberu.me/
(株)ポケットマルシェが運営する食べもの付き定期購読誌。
2013年創刊。毎月、東北各地で独自の哲学やこだわりを持って食材をつくる東北各地の農家・漁師の姿をクローズアップした特集記事とともに、彼らが収穫した食べものをセットでお届けしています。