くらし情報『大鶴義丹、父は「大鶴義英ではなく、100%唐十郎だった」 愛ある激励も「俺にはなかなかかなわないぞ」』

2024年5月5日 17:30

大鶴義丹、父は「大鶴義英ではなく、100%唐十郎だった」 愛ある激励も「俺にはなかなかかなわないぞ」

大鶴義丹 (C)ORICON NewS inc.

大鶴義丹 (C)ORICON NewS inc.


劇作家・演出家・俳優として活躍した唐十郎さん(享年84)が4日に死去したことを受け、長男で俳優の大鶴義丹(55)が5日、都内で囲み取材に応じた。

舞台『後鳥羽伝説殺人事件』に出演後、取材に応じた大鶴は「昨日の午後9時4、5分に旅立ちました。きのうの舞台初日が終わったのが、9時すぎで、看取ることはできなかったのですが、30分くらい後に駆けつけたら、まだ少し体温が残っていました」と話した。

そして「意外と人間らしい部分を見せないタイプの父でした。『三度の飯を食べるように芝居を続ける』と。うちの父は、大鶴義英ではなく、100パーセント唐十郎だったのかな」と父との日々振り返った。

「親父が当時演じていた役を僕が演じることが多い」という大鶴は「結構厳しい親父。『俺にはなかなかかなわないぞ』って」と父の言葉を明かし、「変に対抗心を持たず、父の演出で父の戯曲の芝居をする機会があったのに何でしなかったのかなという後悔はあります」とこぼした。


大鶴は今年、自身が初めて主演を務め、唐十郎さんの戯曲でもある『ジャガーの眼』に再び挑戦する。「若いときは親父越えてやろうと思っていましたが、戦うものではないなと。

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