くらし情報『黒沢清監督『Cloud クラウド』トロント国際映画祭で上映「楽しい撮影現場でした」』

黒沢清監督『Cloud クラウド』トロント国際映画祭で上映「楽しい撮影現場でした」

同部門には、日本から奥山大史監督の『ぼくのお日さま』、空音央監督の『HAPPYEND』も選出された。

イタリアで開催中の「第81回ベネチア映画祭」に参加後、トロントに直行した黒沢監督。上映前には、映画祭アソシエイト・インターナショナル・プログラマーであるジューン・キム (June Kim)氏から「現代の日本映画界で最も異彩を放ち、爆発的な人気を誇る映画監督」と紹介された黒沢監督は、「トロント映画祭に最初に来たのはもう25年前になります。その間何度も呼ばれて、今日また参加することができ感激しております」とあいさつ。あわせて、「第97回アカデミー賞」国際長編映画賞の日本代表になったことが紹介されると観客から歓声と大きな拍手で歓迎を受けた。

上映終了後に行われたQ&Aでは観客からさまざまな質問が飛び交う中、「登場人物たちにとって『天国』とはどのようなものだと思うか?」と哲学的な質問が向けられると、「ちゃんとした答えは考えておきますが、撮影現場はとっても楽しく、殺される側も殺す方もカットがかかったら皆で笑い合い、天国のように楽しい撮影現場でした」とキャストと過ごした撮影現場について振り返り、会場の笑いを誘う一幕もあった。

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