三遊亭王楽、七代目円楽を襲名へ　自身のXで決意「さらに精進致す所存」

三遊亭王楽

落語家の三遊亭王楽が25日、自身のXを更新。来年2月20日付で七代目三遊亭円楽を襲名することを報告し、決意を述べた。六代目三遊亭円楽さん（享年72）の三回忌にあたる30日に都内で会見する。

王楽は「私こと三遊亭王楽は、一門の皆様のご推挙により、七代目三遊亭円楽を来春より襲名する事と相成りました」と報告。

続けて「ひとえに五代目・六代目、諸先輩方、応援してくださる皆様方のお陰と存じます。更に精進致す所存ですので、これからも宜しくお願い致します！」とつづった。

王楽は1977年11月7日生まれ、東京都出身。三遊亭好楽の長男。駒澤大学文学部卒業後の2001年に5代目三遊亭円楽に入門した。伸びやかな感性と現代性が特徴であり、持ちネタは現在約200演目。NHK新人コンクールで大賞受賞した「鼓ヶ滝」をはじめ、「片棒」「夢金」「三枚起請」「五貫裁き」といった古典作品に加え、自作の新作落語を積極的に発表している。