くらし情報『17~27歳の子宮頸がんワクチン接種率5割未満、約6400人の命が失われる可能性 11月28日までに「接種を」強調』

17~27歳の子宮頸がんワクチン接種率5割未満、約6400人の命が失われる可能性 11月28日までに「接種を」強調

HPVワクチン接種には、1~3回の間に半年間の間隔が必要とされていた。そのため、キャッチアップ制度期間中で3回の接種を行うには、9月末が初回接種の期限だった。しかし、外海氏は「医学的には4ヶ月の間隔であれば、医師の判断で3回接種できる」とし、公費で3回の接種ができる11月28日までの接種の必要性を強調した。

また医師で「みんパピ!」副代表の木下喬弘氏は、接種後にワクチン接種により子宮頸がんのリスクが約60%低下し、17歳までの接種では約90%低下するという海外のデータを紹介し、ワクチンの効果について解説。ワクチン接種後に起きる有害事象は、接種と未接種で頻度は変わらないとのデータを提示。さらに“有害事象”はワクチン接種との因果関係が不明な事象も含むものであるとし、用語について正しく認識する必要性を訴えた。

そのほか、子宮頸がんで闘病中の俳優・古村比呂も登壇。木下氏とのトークセッションを行った他、その後の囲み取材に応じた。
古村は子宮頸がんの予防について、「予防と検診の違いを理解したほうがいい。ワクチンは予防、検診はあくまで早期発見。その違いがわかっていれば、予防と検診の受け止め方は違う。

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