南果歩、脱毛症の経験明かす「ウィッグに助けられた」
脱毛症の経験を明かした南果歩(C)ORICON NewS inc.
俳優の南果歩(60)が29日、都内で開かれた「レディス スヴェンソン ブランドアンバサダー就任発表会」に出席し、囲み取材に応じた。
仕事でもウィッグを着用することがあると言う南だが、それ以外にも2016年に患った乳がんの影響とは別に「脱毛症になった経験があります」と明かし、「ウィッグがないと外に出れない、仕事ができない状態が1年ほど続いたんですけど、ウィッグの力に助けられました」と振り返った。
その上で「人間は心の美しさや知性など内面が一番大事ということもあるけれど、外見で補えることがあれば、それは自信につながる。ファッションもヘアメイクもウィッグも自分を応援してくれるパーツだと思う。がんの患者以外の方でも病気と戦っている方、加齢で分け目や毛量が気になる方もいらっしゃる。自分を応援する意味でウィッグという選択肢はある」と呼び掛けた。
南は、ウィッグ、ヘアケア製品の製造・販売を手掛けるスヴェンソンのレディス事業として初のブランドアンバサダーに就任した。代表取締役社長の児玉義則氏から名刺パネルが手渡された。
オファーを受けた理由を聞かれ、「ナチュラルなウィッグで変身ができる。