『探偵!ナイトスクープ』二・三代秘書が二代目局長・西田敏行さんとの思い出語る「大きな大きな番組の良心」 11・1に追悼回放送
そこで、『局長、この番組はリハもなければ、打ち合わせもありません』と(笑)。そしたら、1本目のVTRの時に『ええっー!』っておっしゃってね」と初出演の様子を振り返る。
「私も、それをご存じなかったことに配慮がなかったかな、申し訳ないなと。でもそれで、『おもしろいね。こんなライブで撮るのって』とおっしゃって。以来、ライブでご覧になって、ライブで泣かれてたんだなっていうのが、とても印象的でした」とエピソードを披露する。
スタジオに入った時から涙が止まらない様子の松尾は、西田局長の存在について「大きな大きな番組の良心でした。そもそも依頼者の方が、『西田局長なら自分のこんな思いでも、きっと受け入れてくれる』って信じて依頼をしてくださいました。
その通り、西田局長は全てを温かく包み込んで。皆さん、西田局長の涙が見たくて、ご依頼くださってましたよね。たくさん支えていただきました」と回想する。
これまで公にされていなかったが、西田さんは局長時代、探偵とスタッフとの忘年会で、その年のベストVTRを「局長賞」として選んでいた。その中から3作品を厳選して放送する。ラインナップは「10年以上口をきいていない父と母」