『ナイトスクープ』西田局長追悼回、SNSで“泣いた”報告続出「号泣しすぎてしんどい」
スタジオを感激と爆笑の渦に巻き込んだ。
「レイテ島からのハガキ」(田村裕探偵、2011年1月7日放送)は、大阪府の男性(当時65)からの依頼。新婚5ヶ月で召集され、フィリピンのレイテ島に出征した父は、依頼者が生まれた時にはすでに戦死。母も5年前に他界。母の遺品を整理していて、出征した父からのハガキが2枚見つかった。母が何度も読み返したのか、かなり磨り減ってしまっており、1枚はほとんど読めない。しかし、その中に「身重であるお前」と読める箇所を発見した。父は母が私を身ごもっていたことを知っていたのか。
それとも、知らずに逝ってしまったのか。父のハガキをなんとか判読してもらえないか、というもの。西田局長は、依頼文が読み上げられた段階から早くも涙を流す。局長や探偵たちが依頼者に寄り添った、心揺さぶられる感動作となった。
この3本のVTRが終わり番組の最後には、2019年11月22日放送の西田局長勇退の模様を放送。西田さんは「探偵!ナイトスクープ2代目局長、私、西田敏行、本日をもって辞します。依頼の方々のなんて言いましょうかね、熱くてアホでまっすぐな思いにですね、たくさんたくさん笑いましたし、ハンカチ握って、たくさん泣きました。