吉村作治氏、車いす姿でイベント登壇 ピラミッド取材中に転落→負傷の膝が完治せず
車いす姿でイベントに登壇した吉村作治氏(C)ORICON NewS inc.
エジプト考古学者・吉村作治氏、映画監督の北野武が21日、横浜に誕生する常設の大型XRエンターテインメント施設『IMMERSIVEJOURNEY』の開館発表会に出席した。
現在も「月に1、2回」程度でエジプトに渡っているという吉村氏だが、この日のイベントに車いす姿で登壇。関係者によると「約10年前のピラミッドの取材中」による負傷だといい、吉村氏は「4メートルの穴に滑り落ちた」と当時の状況を説明。
続けて「(膝の)骨を壊して、今は人工関節なんですよ」と告白。一時期は回復傾向にあったものの、昨冬頃に再び痛めたようで「針治療とマッサージでリハビリ中。RIZAPにも行って治しています」と話した。
同席した北野は、ソファーにどっしりと構える吉村氏に対し「クフ王かと思いましたよ。エジプトのミイラが動いたのかと思いましたよ(笑)」とイジりもみせつつ、過去のテレビ共演を回想しながら「エジプトという専門分野の学問を先生たちが体を張って、身を粉にして調べていただいた」とリスペクトの思いを伝え、久々の再会を喜び固い握手を交わした。